みなさん、こんにちは。
2022年9月、任期満了に伴う沖縄県知事選挙が行われました。
その結果、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設反対などを訴えた現職の玉城デニー氏が2回目の当選を果たしました。
今回の選挙期間中には、SNSなどで「玉城デニーが当選したら沖縄が中国になる」というような発言があったことをご存知でしたでしょうか。
なぜ、そのような事が言われるのでしょうか。
そして、それと同時にその噂が「デマ」だとも言われています。
その理由を深堀したいと思います。
玉城デニー 沖縄県知事2回目の当選果たす
2022年9月11日、任期満了に伴う沖縄県知事選挙が行われました、
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設反対などを訴えた現職の玉城デニー氏が2回目の当選を果たしました。
今回デニー氏には、立憲民主党、共産党、れいわ新選組、社民党、地域政党の沖縄社会大衆党が推薦していましね。
自民・公明両党が推薦した元宜野湾市長の佐喜真氏らを抑えて、玉城デニー氏は2回目の当選を果たしました。
「玉城デニーが当選したら沖縄が中国になる」?
2回目の当選を果たした玉城デニー氏ですが、今回の選挙期間中では、SNSを中心に
「玉城デニーが当選したら沖縄が中国になる」と懸念する声が上がっていたのをご存知でしょうか。
SNSの声
なぜ「中国になる」と言われるのか
玉城デニー氏が沖縄県知事であることがなぜ、「沖縄が中国になる」と言われるのでしょうか。
それには以下の二つの理由があるようです。
- 中国が沖縄の地で軍事拡大を狙っているとフランスの見解
- 玉城デニー氏の「沖縄をアメリカと日本から取り戻す」発言
では、詳しく説明していきたいと思います。
中国が沖縄の地で軍事拡大を狙っているとフランスの見解
フランス軍事学校戦略研究所(IRSEM)、世界で影響力拡大を狙う中国の戦略について報告書を発表しました。
それは
中国が潜在的な敵の弱体化を狙い、沖縄と仏領ニューカレドニアで独立派運動をあおっている
というもの。
沖縄住民には日本政府への複雑な気持ちが残り、米軍基地への反発も強いため、中国にとって利用しやすい環境にあるとしています。
中国が独立派を招いて学術交流を促したり、中国人が米軍基地近辺で不動産投資を進めたりなどの動きがあるとも指摘しているのです。
さらに、中国は独立派と同様に、憲法9条改正への反対運動、米軍基地への抗議運動を支援しており、その背景には日本の防衛力拡大を阻止しようという狙いがあるとも指摘しているのです。
玉城デニー氏の「日本とアメリカからの独立宣言」?!
上記のような中国の動きが言われる中で、玉城デニー氏はとある発言をしたと話題になります。
それは「日本から、アメリカから沖縄をとりもどす」という発言。
これがとある識者のSNSでの投稿により拡散されたものなのですが、そこには玉城デニー氏の演説動画が掲載されています。
そして、その動画内での玉城デニー氏は、
日本から、アメリカから、沖縄を取り戻す
と、発言しています。
その投稿がこちら↓↓
正体を隠す事なく玉城知事が「誓いましょう!この選挙で玉城知事と共に、日本政府から、アメリカから、沖縄を取り戻す!」と独立宣言。玉城知事再選なら沖縄県民の意思は明らか。「沖縄は日本ではない」との攻勢を強める中国に呼応する知事を沖縄県が戴くなら石垣など先島諸島は本気で長崎県への編入を https://t.co/528gUypk0L
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) August 31, 2022
まとめ
フランスの中国に関する情報発表と、玉城氏の発言。
これらが相まって、「玉城デニーが沖縄を中国に」と言われることとなった経緯。
言葉というのは繊細なものですね。
言葉足らずで、伝えたい事が伝わらなかったという経験は人間誰しもがある事ではないでしょうか。
言葉の一部を抜粋すると、意味が違って聞こえてくる‥。
それが今回の件でも立証されたように感じます。
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