みなさん、こんにちは。
先日、10月23日にドイツの環境保護団体「ラスト・ジェネレーション」のメンバー二人が、美術館に展示されたモネの絵画にマッシュポテトを投げつけるという事件が起きました。
今月、14日にはゴッホの絵画『ひまわり』にトマトソースをかけたことで、「ジャスト・ストップ・オイル」のメンバーが逮捕されたばかりですね。
今回は同じ環境活動家の「ラスト・ジェネレーション」。
彼らは一体どのような団体でどのような主張をしているのでしょうか。
深掘りしたいと思います。
モネの絵画「積みわら」にマッシュポテト
10月23日、ポツダムにあるバルベリーニ美術館に展示されていたクロード・モネの「積みわら」に、マッシュポテトを投げつけました。
この騒動の犯人は、ドイツの環境保護団体「ラスト・ジェネレーション」の活動家2人だったとのこと。
活動家ふたりは警察により逮捕。
器物損壊と不法侵入の容疑で取り調べを受けているそうです。
また絵画『積みわら』はガラスで保護されていたため、損傷はなかったとのこと。
バルベリーニ美術館は、早ければ26日から同作品を再び一般公開するそうです。
この騒動の衝撃的な映像はこちら⇓
環境保護団体「ラスト・ジェネレーション」とは
わずか9日前の10月14日。
イギリスでは、環境活動団体「ジャスト・ストップ・オイル」が同じような騒動を起こしました。
「ジャスト・ストップ・オイル」のメンバー二人は、ゴッホの代表作『ひまわり』に缶入りのトマトスープをぶちまけ、化石燃料の新規プロジェクト停止を求めています。
「ラスト・ジェネレーション」も「ジャスト・ストップ・オイル」と同様に環境保護を目的に声明や主張をする団体であることは間違いなさそうです。
「ラスト・ジェネレーション」の目的、主張とは
彼らのホームページには
「私達はだれですか?」という問にこのように答えています。
私たちは、社会の崩壊をいまだに防ぐことができる最後の世代です。
そして、彼らの要求として
ラスト・ジェネレーションは最初の安全対策を今すぐするよう要求します。
と、記載されています。
更に、上に示すような「最初の安全対策」を具体的にしめしています。
それは次に2点。
- 自動車の制限速度を時速100kmにする
- 9ユーロの使用制限なしの鉄道チケットを用意する
それぞれがCO2削減のための有効な手段だと、主張しているのです。
こちら⇓がその主張を大きく示したスローガンのような物をかけげている写真です。
「ジャスト・ストップ・オイル」と似た行動をとっている
彼らは、彼らの主張により多くの注目を集めるために、環境活動団体「ジャスト・ストップ・オイル」のとる行動と似たような行動をとっています。
(ジャスト・ストップ・オイルの騒動についてはこちら)
今回のモネの絵画にマッシュポテトをかけることもそう。
道路の交通妨害
他には道路に座り込み、交通妨害なども行っているうようです。
こちら⇓がその動画です。
恐竜標本に糊付け
10月30日には恐竜の化石標本の柱に、糊をつけた自らの手を接着させるという行動にも出ています。
その様子がこちら⇓
報道によれば、ドイツのベルリン自然史博物館で、恐竜の骨格標本を支える柱に環境活動家2人が手を接着し、政府の気候変動対策に抗議したとのことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ジャスト・ストップ・オイル」の行動が少しずつ世に普及していっているような、そんな印象を受ける出来事。
今後、このような活動はどのように進展していくのでしょうか。
そしてそれに対する政府の行動はどうなるのでしょうか。
今後も目が離せません。
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