みなさん、こんにちは。
2022年、シーズン最終試合で第56号ホームランを放ち、日本人としてシーズン最多ホームラン数を記録した村上宗隆選手。
そんな村上選手のメジャーリーグ移籍について、徐々に注目集まってきていますね。
村上選手のメジャー移籍はいつになるのか。
メジャーリーグからの評価や、本人のメジャー志向は?
ふかぼりしていきたいと思います。



村上宗隆、56号達成!王貞治超えで日本人最多
東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が、2022年10月3日の今季最終戦の7回第4打席、DeNAの入江大生から15試合ぶりとなる56号ソロを放ちました。
これをもって日本選手としては最多のシーズン56号本塁打を達成となりました。
この記録は、1964年に元ジャイアンツの王貞治さんが記録した55本塁打を何と58年ぶりに更新。
同じく55本のローズ(近鉄・2001年)、カブレラ(西武・2002年)も抜くこととなりました。
バレンティン(ヤクルト・2013年)の60本塁打に次いで、日本のプロ野球歴代では単独2位に浮上しました。
メジャー挑戦は最短いつ?
将来的にはメジャー移籍を視野に入れている村上選手。
では、実際にメジャーに移籍するのはいつ頃なのでしょうか。
海外FA権とポスティング制度
村上選手を始め、日本人選手が海外やメジャーリーグのMLBへ移籍をするために2つ制度が存在します。
どちらの制度を使うかによって、いつ移籍するののか(できるのか)が変わってきます。
その2つの制度とは
- 海外FA権
- ポスティング制度
です。
それぞれの権利を利用するには条件があり、
ポスティング▶ 球団の合意が必要
という具合です。
仮に村上選手の場合ですと、海外FA権を行使できるのは最短で6年後の2028年。
ただ、海外FA権がなくてもポスティング制度を利用すれば海外移籍は制度上いつでも可能。
ヤクルトはポスティングでメジャーを容認
上記の通り、ポスティング制度でのメジャー移籍には【球団が移籍を認める】必要があるわけですが、
村上選手の2023年の契約を3年18億円と発表したヤクルトですが、なんと3年契約後のポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認したそうです。
これにより、村上選手の移籍は3年後2025年になることが濃厚となりました。
メジャーからの評価
実際、メジャーリーグから村上選手はどのように評価されているのでしょうか。
一部では、村上選手はメジャーで活躍できないと言われていますが、実際にメジャーリーグのスカウト陣からの注目度は急上昇しており、評価も高いようです。
メジャーリーグが村上と特集
米大リーグの公式サイトが9月12日、本塁打を量産する村上宗隆を特集した記事を掲載していたそうです。
元メジャー選手の同僚キブレハン外野手の「彼のユニホームを着たファンがどこにでもいる。ロックスターとプレーしている気分だ」との談話を紹介し、日本のフィーバーぶりを伝えていました。
記事はメジャーで本塁打記録の更新を狙うヤンキースのジャッジと関連付け
海の向こうにも記録更新を狙う打者
との見出しで、日本選手最多のシーズン55本に迫る村上の実像を紹介。
アストロズでプレー経験があるヤクルトの右腕サイスニードは「村上の打撃はジャッジをほうふつとさせる。2人とも壁ぎりぎりの本塁打は打たない」と、日米の長距離打者を称賛したそうです。
メジャー視察も急増
じつはメジャースカウトの間で、それほど大きな存在ではなかったと言われる村上選手。
今シーズンの視察に訪れていたメジャースカウト陣の目的は、あくまでもオリックスの山本由伸、ソフトバンクの千賀滉大、ロッテの佐々木朗希といった投手陣を見ること。
ところが、今年の異次元レベルのパフォーマンスを見せる村上に、スカウト陣は視察に殺到。いまでシーズン終盤では毎試合、5、6人のメジャースカウトが見に来ていたそうです。
引用:https://smart-flash.jp/
鈴木誠也と比較される村上宗隆
メジャースカウト陣からは、今年カブスに入った鈴木誠也と比較されているといわれる村上選手。
鈴木誠也選手は、打力はもちろんのこと、足もあり守備もいい。そのため、日本人野手として過去最高の5年総額約101億2000万円(年俸は変動制)の契約を結びました。
村上選手は鈴木以上の長打力がウリ。
守備に関しては難ありと言われてたものの、宮本信也元コーチに徹底的に鍛えられ、いまでは『守備もうまい』という評価に変わっています。
さらに巨体なのに足も速い。ポスティングで行くのは3年後だと予想され、その間もいまのような成績を残していたら、鈴木の総額101億円を軽く超え、年平均25億円は硬いとも言われています。
引用:https://smart-flash.jp/
410億円契約!?
ヤクルトの村上選手が3年後のポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認されたことを受けて、米CBSスポーツが12月9日、3年後にはメジャー球団から3億ドル(約410億円)のオファーを受ける可能性があると伝えました。
現行ルールでは25歳未満の選手は契約金に上限があります。
2017年オフに日本ハムからポスティングシステムでエンゼルスに入団した大谷翔平選手が、当時23歳だったため、約2億6,000万円に抑えられました。
しかし、村上は25歳になれば金額に制限がなくなるため、CBSスポーツは総額3億ドル(約410億円)の契約の可能性もあると予想しているとのこと。
ちなみに来オフ、大谷が複数年契約なら4億ドル規模になる可能性もありますが、現時点では日本人選手の契約最高額は2014年にヤンキース入りした田中将大選手の【7年総額1億5,5500万ドル(当時約161億円)】。
今オフは吉田正尚選手が29歳でレッドソックスと日本人野手最高額の9,000万ドル(約123億円)の大型契約を結びました。
こう見ると、村上選手の410億と予想されていることが、アメリカにおいても村上選手が評価されていることが充分に伺えますね。
村上宗隆はメジャー志向なのか
2022年のシーズン終了後、11月14日に村上宗隆選手は都内の日本記者クラブで会見を行いました。
そこで、メジャーリーグ移籍について、以下のように言及していました。
アメリカでプレーする権利を得られるのは限られた選手なので。
もちろん挑戦したいという思いはあります。それが何歳になるか分からないですけど。
早ければ早いほどいいなと自分の中で思っているので。
そこは球団との話になりますけど。
いけるのであれば、早く行きたいなと思います。
メジャーへの意欲的な姿勢を示した村上宗隆選手。
メジャー移籍は時間の問題のようですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本球界で彼の活躍をこれからも見ることができるのは嬉しいことではありますね。
村上選手の今後の飛躍や活躍ぶりが楽しみです。



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