みなさん、こんにちは。
イギリス国王であるチャールズ国王戴冠式が行われるとして、日本でも話題になっていますね。
今回はチャールズ国王の妻であるカミラ王妃について。
過去には『英国で最も嫌われた女性』とまで言われていたカミラ夫人はどのような評価をされているのでしょうか。
彼女のイギリスでの評判について纏めていきたいと思います。
チャールズ国王の妻・カミラ夫人(王妃)
まずはカミラ夫人の簡単なプロフィールについて纏めていきたいと思います。
プロフィール
イギリスの王族であり、国王チャールズ3世の妃であるカミラ夫人。
敬称は陛下とされており、正式な呼称は世界的にカミラ王妃(Queen Consort Camilla)と称されいます。
出生名はカミラ・ローズマリー・シャンド(Camilla Rosemary Shand)。
チャールス国王は二人目の夫
カミラ夫人とチャールズ国王は、カミラの初恋の相手であったアンドルー・パーカー・ボウルズと交際している時に出会ったようです。
チャールズ国王とカミラ夫人は共通の趣味を持つなどで、恋人関係になったとのこと。
しかし、結婚の申込を引き伸ばしたため、カミラ王妃はアンドルーと結婚。
が、結婚後もチャールズとの関係が続いたようです…。
そして、カミラ夫人とアンドルーは1995年に離婚。
不倫関係
一方で、チャールズ国王はは1981年にダイアナ・スペンサーと結婚。
しかし、カミラとの関係は解消されなかったようです。
そして、チャールズとカミラ両者とも互いに既婚で不倫関係を保ち、これが原因でチャールズとダイアナの夫婦関係は極度に悪化。
1990年代初めにはチャールズとカミラの携帯電話での会話を録音した音声テープが暴露され、2人の秘密の関係は公然と知られるようになりました。
2度目の結婚
2005年4月9日、チャールズ王太子とカミラ夫人は出会いから30数年の時を経て、ついに結婚しました。
2人はまずウィンザー城下のギルドホールで、宗教色のない形で式を挙げています。
カミラ夫人のイギリスでの評判
カミラ夫人のイギリスでの評判はどのようなものなのでしょうか。
『英国で最も嫌われた女性』
カミラ夫人といえば、過去には『英国で最も嫌われた女性』と言われてたことをご存知でしょうか。
上記のとおり、ダイアナ妃と結婚されたチャールズ国王との関係を続けいていたカミラ夫人。
同時は絶大な人気を博してしてダイアナ妃が、破綻した結婚生活の原因としてカミラ夫人を名指ししたこともありました。
そんなことになればイギリス国民のカミラ夫人への評判が悪くなるのは想像に難くないですね。
『英国で最も多くの国民に嫌われた女性』であったというのは、当然の成り行きだったように思います。
最近は好感度が向上の5つの理由
過去の汚名があったものの、2022年に入って人気が急上昇しているというカミラ夫人。
その背景には、王妃自身のキャラクターと努力、さらにはエリザベス女王とチャールズ国王の支えがあったと言われています。
具体的には、次の5つの出来事があるとされています。
1:皇太子妃の肩書きは辞退
チャールズ国王(当時は皇太子)と結婚したとき王妃は「プリンセス・オブ・ウェールズ(皇太子妃)」の肩書きで呼ばれることを辞退ました。
これは彼女の前にこの肩書きを持っていたダイアナ元妃に対する国民への愛を尊重したためだと報じられています。
これだけで高感度があがったわけではないと思いますが、この一件で評価がより悪化することがなくなったと言われています。
2:ロイヤルファミリーきっての倹約家
倹約家としても知られているカミラ王妃。
しかも1週間前に着たばかりのドレスで公務に出かけてしまうほど着回しサイクルが早いそうです。
一般的に言えば一週間前のドレスを着るのは、特に倹約家でもありませんが王室の人間ともなれば、かなり着回しが早い方になるようですね。
そうした一般人に近い暮らしっぷりや、無駄遣いはしない様子が好感度アップの理由なんだそうです。
3:特売品をお買い上げ
公務でホームレスを支援するリサイクル&アンティークショップを訪問したカミラ王妃。
そこでエリザベス女王のシルバージュビリーを祝って作られた記念マグを発見。
すると王妃は「ジュビリーの記念マグを全部集めているんですよ」と告白し、そのマグも購入。
そのマグは全体的にお安いリサイクルショップの中でも特に安価でうられていたそうで、当時の金額で2ポンドもしなかったそうです。
お買い物の後ボランティアとお茶を飲みながら「プレゼントを買うのにぴったりのお店ですね。もっとゆっくり見たかった」と名残惜しげに話していたそう。
この飾らなさも好感度アップに一役買ったようです。
4:働き者のカミラ夫人
アンドルー王子、ハリー王子&メーガン妃が公務をしなくなった今、ロイヤルファミリーはとにかく大忙なんだそう。
それは王妃も例外ではないようです。
現在、90以上のチャリティ団体のパトロン、もしくは代表を務めているカミラ夫人。
これは国王が皇太子時代に王妃の王室内での地位を高め、国民からの支持率を上げようと彼女を多くの団体の役職に就かせてきたからだとも言われています。
理由はどうあれ王妃が働きものなのは事実。
骨粗鬆症協会の名誉会長から性的暴行及び性的虐待のサバイバーの女性たちの支援センターまで、ありとあらゆる団体をサポート、日々公務に飛び回っているようです。
5:ユーモアあふれる王妃
いかにも英国人らしいクールなユーモアのセンスを持っていると言われているカミラ夫人。
そんなところも英国民から受け入れられた理由とされています。
最近配信が始まったドラマ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子を演じたドミニク・ウェストは昨年あるパーティで王妃に会ったときのエピソードを披露ました。
ウェストがチャールズ皇太子を演じるということをニュースで知っていた王妃はウェストに向かって「陛下」とご挨拶したようです。
国王の妻とは一般人とはかけ離れた世界に済んでいるようですが、いざその人となりを見ると親近感を持つ人が多いようですね。
以上、カミラ夫人のイギリスでの評判について纏めました。



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