みなさん、こんにちは。
2022年9月、エリザベス女王が亡くなられました。
その後、エリザベス女王の棺が置かれるウェストミンスターホールに、今回国王に即位したチャールズ国王をはじめ、エリザベス女王の4人の子女が儀式を行いました。
そして、ロイヤルファミリーと呼ばれるウィリアム王子やヘンリー王子などが続々とメディアの前に姿を表しました。
多くのロイヤルファミリーを目にする機会となりましたが、イギリスの王族家系に困惑している方も少なくないはず。
今回は、エリザベス女王の4人の子供について、チャールズ国王やアン王女、裁判沙汰になったアンドルー王子など、彼らは一体どのような人物なのか。
深堀していきたいと思います。
イギリス国エルザベス女王死去
英国のエリザベス女王が2022年9月8日、滞在先の英北部スコットランド・バルモラル城で死去しました。
享年は96歳。
在位期間70年。これは英歴代君主としては過去最長だったようです。
英史上最高齢の君主で、世界の存命する君主の中でも最高齢だったエリザベス女王。
エリザベス女王が死去した後、長男のチャールズ皇太子(73)が新国王として即位しました。
エリザベス女王、王族家系図
早速、王族の家系図を見ていみたいと思います。
エリザベス女王の4人の子供
エリザベス英女王のひつぎが公開安置されている国会議事堂のウェストミンスターホール。
そこで16日夜、長男で後継者のチャールズ国王をはじめとする女王の子女4人が、ひつぎを囲む儀式を行ったと報道されていました。
その4人の子女とは
- チャールズ国王
- アン王女
- アンドルー王子
- エドワード王子
の4人。
一般弔問客が通り過ぎる中、軍の礼服に身を包み、12分間にわたりひつぎの周りに立ち黙とうしました。
第一子:チャールズ国王
エリザベス女王の長男として、1948年11月14日 (年齢 73歳)に生まれたチャールズ国王。
エリザベス女王がご存命だった頃は王子であった現国王のチャールズ国王。
エリザベス女王が死去され、チャールズ王子が国王に即位しました。
故ダイアナ妃の夫だったチャールズ国王
イギリス王室は常に世界中から注目されてきていますが、
中でも全世界の視線を釘付けにしたのが、1981年のチャールズ皇太子(当時)と名門貴族の令嬢ダイアナ妃との結婚だったのではないでしょうか。
絵本のお姫様のようなルックスで、突如人々の目の前に現れた故ダイアナ元皇太子妃は、日本でも一大旋風を巻き起こしました。
1996年にチャールズ皇太子(当時)と離婚し、その翌年にパリで交通事故に遭い帰らぬ人となります。
その後、チャールズ国王は現在の妻であるカミラ夫人と再婚しました。
▶︎チャールズ国王の妻カミラ夫人(王妃)のイギリスでの評判まとめ!
“国王”最初の公務は大量リストラ!?
チャルーズ新国王となった直後、チャールズ国王に関するネガティブな報道が話題になっています。
チャールズ新国王は、バッキンガム宮殿への転居に向けた準備を進めているとみられ、国王夫妻がこれまで暮らしていたロンドンの公邸「クラレンス・ハウス」を使用することはなくなると言われています。
そして、チャールズ国王には、これまで公邸で働いてくれていたスタッフ全員を、バッキンガム宮殿に連れて行く考えはないとのこと。
イギリスの『ガーディアン』紙によると100人近いスタッフが「解雇通知」を受け取ったと伝えているのです。
これに対し労働組合は14日、「極めて冷淡だ」と批判したとネットニュースは報道しています。
第二子:アン王女
エリザベス女王の長女として1950年8月15日(72歳)に生まれたアン王女。
エリザベス女王の第2子で、唯一の娘であるアン王女はバッキンガム宮殿を通じて、スコットランド滞在中に死去した母に向けてのメッセージを公開しています。
最愛の母の最期の24時間をともに過ごすことができたのは、幸せなことでした」などと述べ、人々の心を打っている。
引用:https://www.harpersbazaar.com/
また、エディンバラから空路でロンドンへ運ばれた女王の棺に、夫のティモシー・ローレンス中将とともに付き添った王女は、次のようにコメントしました。
最期の旅をする女王に、非常に多くの人々が愛と敬意を示してくださり、謙虚な気持ちになるとともに、励まされています。
故エリザベス女王にお辞儀をするアン王女
こちらの映像は、8日にスコットランド中部バルモラル城で死去したエリザベス英女王の棺(ひつぎ)が11日、首都エディンバラに到着した際のものです。
アン王女がエリザベス女王に向かい深々とお辞儀をしている姿が映されています。
結婚歴
1972年のミュンヘン五輪金メダリスト(馬術団体)でもあるマーク・フィリップス陸軍少尉との婚約が成立。
その後、ウエストミンスター寺院で結婚式が執り行われました。
2人の間にはピーター(1977年誕生)とザラ(1981年誕生)の2子が生まれますが、1992年離婚。
そして、離婚からわずか6カ月後の同年12月12日、ティモシー・ローレンス海軍中佐と再婚しました。
第三子:アンドルー王子
エリザベス女王の第三子であり、第2王子として1960年2月19日(62歳)誕生したアンドルー王子。
アンドルー王子といえば数年前に、未成年女性との性行為があったという疑惑が浮上しました。
この疑惑をアンドルー王子は否定しています。
しかし、この報道が原因で多数の企業がアンドルーとの協力関係の中断を決定し、アンドルーが名誉総長を務めるハダースフィールド大学でも総長辞任を求める学生運動が起きたそうです。
そして、その後にアンドルー王子は公務を退くこととなりました。
エリザベス女王の愛犬をアンドルー王子が引き取る
大変な愛犬家として知られるエリザベス女王。
生前に飼っていた犬の数はコーギー犬を中心に30匹以上と言われています。
アンドルー王子は、そのたくさんの犬を引き取ったと報道されていましたね。
結婚歴
1986年に、セーラ・ファーガソンとウエストミンスター寺院で結婚式を挙げたアンドルー王子。
ベアトリス(1988年誕生 )とユージェニー(1990年誕生 )の2女をもうけたものの、1996年に離婚しています。
第四子:エドワード王子
エリザベス女王の第四子であり、第3王子として1964年3月10日(58歳)に誕生したアンドルー王子。
エリザベス女王の末っ子であるエドワード王子はこれまであまり注目されてこなかった印象です。
しかし、アンドルー王子の公務引退、パンデミック、と苦難続きの英国王室で、エドワード王子が表舞台に登場する機会が増えていたように感じます。
エリザベス女王の4人のご子息の中で、唯一、離婚やスキャンダルなどで取り上げられたことのない王子ではないでしょうか。
1999年6月19日、エドワード王子はロンドンのラジオ局キャピタルの元広報担当ソフィー・リース=ジョーンズと結婚し、ふたりはウェセックス伯爵と伯爵夫人の爵位を継承しました。
いかがでしたでしょうか。
エリザベス女王の4人の子女。
こうして改めて見てみると、イギリスのロイヤルファミリーの歴史を感じるようです。
これからも長く続くイギリス王族の歴史。
大きな節目を迎えた今、イギリス国は何か変化をもたらすのでしょうか。
これからのイギリス王国の繁栄と、エリザベス女王のご冥福を祈ります。
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