みなさん、こんにちは。
ウルトラマンなどの特撮作品でご活躍された飯塚定雄さんがお亡くなりになられました。
飯塚定雄、逝去
光学作画の第一人者として多くの特撮作品でご活躍された飯塚定雄さんが、3月24日午前9時10分にお亡くなりになりました。
享年88歳。
死因
報道によると死因は【誤嚥性肺炎】であるとのこと。
誤嚥性肺炎とは
誤嚥性肺炎とはどのようなものなのでしょうか。
誤嚥性肺炎とは
誤嚥(ごえん:食べ物や唾液が気道に入ること)がきっかけになって、主に口の中の細菌が肺に入り込んで起こる肺炎で、他者から感染するのではありません。
誤嚥を起こしやすいのは、食事のときです。
なお、睡眠中などでも、唾液が肺に流れ込んで起きることもあります。
引用:高齢者感染症ナビ
症状
同サイトには症状なども記載されています。
- 食事の際に起こる誤嚥性肺炎は、食事中にむせたり、食後に咳が続いたりすることが多いため、そのような場合は誤嚥を起こした可能性を考慮しなければいけません。
- 経口での食事以外(胃ろうなどの経管栄養法で栄養を注入する際など)でも、誤嚥性肺炎は起こり得ます。むせるなどの症状がなくても誤嚥している可能性があります。
- 高齢者の中でも脳梗塞などで麻痺のある方では、嚥下機能(飲み込みの機能)が低下している場合があり、通常の食事の際にも誤嚥を起こす可能性が高くなります。
- さらに、高齢者の場合は、一般的に異物が気道に入ったときに咳で排除する反射能力が低下しており、むせる症状もなく、睡眠中などでも口の中の唾液が肺に流れ込んで起きる「不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)」もあります。
- ノロウイルス感染症などでは、嘔吐物を誤嚥して起こる肺炎もあります。
予防
予防についても同サイトで纏められていました。
- 普段の口腔ケアが重要です。
- 噛む力や飲み込みの機能を維持・向上させるためのトレーニング(嚥下リハビリテーション)をしましょう。
- 嚥下能力が低い高齢の方が食事する際には、十分注意する必要があります。
・よく噛んでゆっくり食べる。
・食事中はきちんと座り、よそ見をしないで食べる。
・食後すぐに横にならない。
・話をしながら食事をしない。 - 普段よりも食べられなくなっているような場合は、無理に食事をさせることのないように注意します。
- 咳やたん、発熱などの症状がある場合は、早めに医師の診察を受けます。
誤嚥性肺炎とは、だれにでも起こり得る可能性のあるものであることが分かります。
とにかく、今は飯塚定雄のご冥福を祈るばかりです。
コメント