みなさん、こんにちは。
4月16日未明、相模原市のキャンプ場で倒木の事故が起きました。
今回は事故が起きた新戸キャンプ場について纏めていきたいと思います。
新戸キャンプ場、倒木で女性死亡
きょう未明、神奈川県・相模原市のキャンプ場で夫婦が寝ていたテントの上に木が倒れ、妻が死亡したと報道がありました。
報道では、高さおよそ18メートル・太さ70センチほどの木が根元から倒れてテントに直撃したとのこと。
直撃していたテンドで寝ていた夫婦が下敷きになったようです。
2人は病院に搬送されましたが、妻死亡が確認されました。
男性(夫)は肋骨を折るなどの重傷。
警察によりますと、木が倒れた原因は「根腐れ」とのことです。
新戸キャンプ場とは
事故現場である新戸キャンプ場とは一体どのような場所なのでしょうか
場所
- 住所:〒252-0176 神奈川県相模原市緑区寸沢嵐2362
- 電話:042-787-0141(8:30~17:30)
山梨の山中湖から神奈川の相模原までを繋ぐ国道413号、通称道志みち沿いにはたくさんのキャンプ場が点在しています。その中でも最も東よりにあるのが新戸キャンプ場です。
なので自然豊かな道志みち界隈のキャンプ場の中で東京方面からのアクセスが非常に良い立地にありようです。
口コミ
新戸キャンプ場の口コミはどうなのでしょうか。
グーグルレビューによると、5段階中の4.1。高評価だと言えますね。
実際の口コミ内容なこのような感じです。⇓⇓
眺めが良くてきれいなところでした。トイレもきれいで使いやすかったです。
値段がリーズナブル2000円で泊まれるのは有難い。
口コミ通り女性スタッフは愛想悪いです。その時は忙しくなさそうだったのであれが平常運転なのかな。 対しておじちゃんはとってもフレンドリーで帰りは癒やされました。
川のせせらぎや空を飛ぶとんびの泣き声を聞きながらゆるりとスマホを忘れて過ごすには最高の場所です、川向こうには小さな滝がありとても風情のあるキャンプ場です。
予約は必要無しです。管理人さんの丁寧な説明に感謝します。
しっかり管理されたキレイなキャンプ場です。
概ね高評価のコメントが目立ちますが、低評価もチラホラと⇓⇓
客層が最悪。 マナーの悪いファミリーキャンパーが多い上に、スタッフの巡回や注意もなく終始不快でした。
受付のおやじの態度が悪い!
運営会社はどこ?
相模原市観光協会の公式サイトに新戸キャンプ場の情報が掲載されていますが、運営は民間企業のようです。
相模原市観光協会は、市内のキャンプ場の1つとして新戸キャンプ場の情報をホームページでご紹介し
どこの企業が運営しているのか、サイトには掲載されていないようですね。
運営元の企業は現在調査中です。
管理体制は甘かった?責任はどこに?
キャンプ場における倒木とのことですが、運営の管理体制が甘かったのでしょうか。
利用者の自己責任??
ネットニュースのサイトにはこの様にコメントがされています。
屋外活動では落石、落木、落雪への注意は欠かせません。落石は岩石という点から気にする方も多いですが、落枝や倒木の直撃も致命的になる危険が大きいです。キノコなどが着生している樹木は枯死していることがほとんどです。
菌類の働きでセルロースが徐々に分解され、土に還っていく自然のサイクルです。
樹木に手を振れ、軽く叩き、必要に応じて軽く揺すってその朽ち果て具合を確認することも大切です。
大きな木の近くに設営する際は蜂の巣の確認、木が朽ちていないかの確認、天候によって落雷の恐れがあれば近くに設営しない、などのリスクマネジメントは必須です。
最近はキャンプブーンと言われるほどにキャンプへ興味を持たれる方が増えているようです。
その中で、上記のような危機管理をどれほどの方が徹底されているのでしょうか。
キャンプ場のレビューの中には、
暑い日は木の影になる場所でテントを張るのがオススメです。
というようなものもありました。
キャンプ場を利用する方々で、『木の近くは危険』だと認識している人がどれほどいるのでしょうか。
運営側の責任??
自然の中でキャンプをすることの危険性やそれを認知しておく必要性が改めて問われる事故になりましたが、中にはこのようなコメントも見られます。⇓⇓
近年のキャンプ情報は見たくれのアピールばかりで安全管理などの情報掲載が少ない。 もっと安全管理や緊急時の対策について情報をまわすべき
キャンプ場の安全管理方法にも疑問を抱く声が上がっているのも当然のことなのかもしれません。
この事件で責任や死亡事故にまで発展してしまった原因が、どのように追求されていくのでしょうか。
この事件の今後の進退にも注目すべきかもしれません。
今回の事故でお亡くなりになられた方のご冥福と、怪我をされた方の一刻も早い回復を願います。
コメント