みなさん、こんにちは。
今年も例年通り大みそかに開催あれるNHK紅白歌合戦。
11月に出場者が発表されていますが、12月中旬になってback numberの出演が決定しました。
そして、back numberは紅でも白でもない『特別企画』での出演とのこと。
この『特別企画』とは?
特別企画の内容と、特別企画で出場する理由。また、過去に特別企画で出場したアーティストなどを纏めていきたいと思います。


73回NHK紅白歌合戦『特別企画』でback number出場決定
2022年の大みそかに行われる第73回NHK紅白歌合戦にback numberが出場することが決定しました。
11月に出場者が公表されてからおよそ一ヶ月後の12月中旬に発表されたback numberの出場。
今回は、back numberは紅でも白でもない『特別企画』での出場とのこと。
この特別企画とは一体何なのでしょうか。
NHK紅白歌合戦の『特別企画』
今年で73回目となる歴史ある番組、紅白歌合戦。
そんな紅白歌合戦でも、ここ数年では『特別企画』というのが毎年のように設けられています。
特別企画ってなに?
ここでまず特別企画とは何かについて、言及しておくと、
「特別企画(特別枠)」とは、
その年の紅白歌合戦の出場者として決まっていない歌手や、
予告していない歌手が登場するというサプライズ的な演出のこと。
なんだそうです。
始まりは2007年、小椋佳
この『特別企画』が始まったのは、2007年と言われています。
2007年にスペシャルゲストとして登場した小椋佳さん。
小椋佳さんは、美空ひばりさんの映像とともにデュエットという形で「愛燦燦」を歌いました
それが特別枠の始まりとされています。
小椋佳さんは、歌手であり音楽家。
美空ひばりさんの「愛燦燦」や布施明さんの「シクラメンのかほり」など大ヒット曲も手掛けた人。
そんな小椋佳さんが美空ひばりさん生誕70年の年である2007年に「特別企画」で登場しました。
その当時の映像がこちら⇓⇓
特別企画が開催される理由
では『特別企画』が設けられている理由とは一体どのようなものなのでしょうか。
番組にスパイス?
この特別企画が開催される理由として、一番に挙げられるのが番組を盛り上げるためであることは明白ですね。
告知なしのアーティストが主演したこともある『特別企画』。
それ故に「こんなアーティストが出るなら見たかった」とサプライズアーティストの出演を見逃す可能性もありますが、見ている方からすればその演出やアーティストに驚かされ楽しめる方もいるはず。
料理で言えば深みやコクを増すためのスパイスのような企画。
そんな意図が『特別企画』には含まれています。
交渉が難航したアーティストの出場枠
もう一つの理由。
それは番組の裏事情のようなものが理由になっているとも言われています。
実は、出場交渉の難航し出場者発表までに、出場決定まで漕ぎ着けることができなかったアーティストをこの『特別企画』で出場させていると言われているのです。
今回、出場が決定したback numberも、11月に出場者が発表されてからおよし一ヶ月後の発表でした。
11月の発表の時点で、紅組と白組のアーティスト組数が同じであったため、後からback numberを白組に入れると白組が一組多くなってしまいます。
番組の構成上、紅組と白組の組数は同じであることが望ましいため、back numberは紅でも白でもない「特別企画」での出場となったと言われています。
特別企画の内容
次に特別企画の内容について。
今回のback numberの特別企画での出演について、その内容までは公表されていません。
過去の特別企画の内容を見ても、その内容は多岐にわたります。
しかし、傾向としては複数曲を歌うことが多いようです。
もちろんサプライズ出演として登場し、一曲だけ披露する年もありましたが往年の局やアルバムの局などを複数曲歌うことも多々あり。
それ故に、今回のback numberの特別企画でも、複数曲の披露やメドレーなどを期待する声もSNSでは挙がっています。
過去の『特別企画』一覧
それでは最後の、これまで行われてきた紅白歌合戦の『特別企画』について、
出場アーティストとその内容を纏めていきます。
2007年:小椋佳
美空ひばり生誕70周年の年に自身が提供した「愛燦燦」を映像と一緒にデュエット。
2008年:エンヤ
アイルランドの歌姫エンヤが「オリノコ・フロウ」を披露。
2009年:スーザン・ボイル
イギリスのオーディション番組をきっかけにデビューしたスーザン・ボイルさんが出演。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」のナンバー「夢やぶれて」を披露。
2010年:桑田佳祐
東京・青山にあるスタジオから中継で出演。食道がんの療養から復帰した後の出演。
ソロとして「それ行けベイビー!!」「本当は怖い愛とロマンス」を披露。
2011年:レディガガ
東日本大震災の年、レディガガが日本の復興を応援するために出演。
「ユー・アンド・アイ」、「ボーン・ディス・ウェイ」のヒット曲2曲を披露。
2012年:ミーシャ、矢沢永吉
ミーシャさんは「Everything」「明日へ」、矢沢永吉さんは「IT’S UP TO YOU!」を披露しました。
2014年:中森明菜、サザンオールスターズ
中森明菜さんが「Rojo-Tierra-」を披露。
サザンオールスターズが横浜アリーナから中継で「ピースとハイライト」「東京VICTORY」を披露。
2015年:小林幸子
2012年から2014年まで「お家騒動」で出場を控えていましたが、3年ぶりに紅白歌合戦に出場しました。
初音ミクの楽曲「千本桜」を披露しました。
2016年:嵐
嵐が「ふるさと」を披露。
2017年:オースティン・マホーン、安室奈美恵、桑田佳祐
オースティン・マホーンは、「キャリアウーマン」ネタのブルゾンちえみwithBとともに出演し「ダーティ・ワーク」を披露。
2018年9月に引退を発表した安室奈美恵さんの最後の紅白出場として「HERO」を披露。
桑田佳祐さんは朝ドラ「ひよっこ」の主題歌である「若い広場」を披露。
2018年:サザンオールスターズ
翌年にデビュー40周年を迎えるサザンオールスターズが自身の大トリを終えた後に、「希望の轍」「勝手にシンドバッド」を披露。
2019年:竹内まりや
2008年朝ドラ「だんだん」の劇中歌「いのちの歌」を披露。
2020年:GReeeeN(グリーン)
2020年朝ドラ「エール」の主題歌「星影のエール」を披露しました。
顔出しをせずに音楽活動してきた4人組の、紅白の舞台での出演方法が話題となりました!
2021年
- 松平健:マツケンサンバⅡ
- 高橋洋子:残酷な天使のテーゼ
- ケツメイシ:ライフ・イズ ビューティフル
- さだまさし:道化師のソネット
昨年、2021年は特別企画の出場アーティスト、上記4名が事前に公表されていたため例年のようなサプライズ感がなかったと言われていました。
まとめ
以上、紅白歌合戦の『特別企画』について纏めました。
今年の特別企画出場、back numberのパフォーマンスに期待です。


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