ウィシュマさん、なぜ収容?理由は自業自得?入管経緯・死因まとめ。

名古屋出入国入管管理局事件・事故
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みなさん、こんにちは。

2021年3月、名古屋市の入管施設で死亡したスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさんが入管中の施設で死亡した事件。

当時の施設内での監視カメラ映像を今後の法廷で大型モニターに映して公開することが決まりました。(2023年2月15日)

大きな波紋を呼び続けているこの悲惨な事件。

今回は、改めてこの事件の入管から死亡までの経緯を纏めていきたいと思います。
(引用元:下記内容はウィキペディアから引用しています。)

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ウィシュマさん死亡事件

ウィシュマさんとご遺族

2021年3月6日、名古屋出入国在留管理局に収容中のスリランカ国籍の女性、ラスナヤケ・リヤナゲ・ウィシュマ・サンダマリが死亡しました。

彼女は、自身の体調不良を訴え続けていたにもかかわらず、適切な治療を施されないまま亡くなったためとのこと。

この騒動で出入国在留管理庁の体制そのものが問題視される事態となりました。

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入管までの経緯

ウィシュマさんの入管までの経緯をまとめたいと思います。

DV被害で学校に行けず?

2017年6月に留学の在留資格で日本に入国したウィシュマさん。

日本語学校に入学したようですが、同居していたスリランカ人男性から暴力をふるわれていたようです。

その暴力が原因で学校を休みがちになったとのこと。

仕送りが途絶え学費滞納

それに加え、母国からの仕送りが途絶えたことで学費の支払いも滞っていたとされるウィシュマさん。

その影響か、学校からは除籍処分を受けてしまいます。

そして、学校から除籍処分を受けたことで不法滞在の状態になったようです。

交番に駆け込み入管へ

2020年8月、同居人からの暴力に耐えきれず交番に駆け込むも、名古屋出入国在留管理局に収容されたウィシュマさん

入管は彼女がDV被害者であることを認識していたそうですが、それに取り合わず収容したようです。

これは

  • DV被害者本人の意志に配慮しながら、人道上適切に対応しなければならない
  • DV被害者が配偶者からの暴力に起因して旅券を所持していない時は、在留資格を交付する

などの内規に反していた疑いがあるとも言われています。

入管の理由が不法滞在ということになるので、「自業自得」などと一部では言われていますが、ご覧の通り不法滞在までの経緯には複数の要因が絡んでいるようです。

対処法は様々あったとも考えられますが、自身ではどうにもできない問題であった可能性もありそうですね。

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入管・収容中の様子

2021年1月頃からウィシュマさんに体調の悪化が見られ始めました。

嘔吐を繰り返し、体重が急激に減少。

施設に収容された20年8月に84・9キロあった体重が、21年2月23日には65・5キロに減っていた。

このことから、仮放免の許可を申請したが、1度目は不許可、2度目は可否そのものが判断されなかったようです

同年2月には、外部の病院での診察を受け、点滴の投与等の処置が必要と判断されたにもかかわらず、入管は内服薬を処方するに留まったとのこと

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ウィシュマさん死因

2021年3月6日、入管職員の呼びかけに応じなかったため、病院に搬送され死亡が確認されました。

享年。33歳という若さ。

出入国在留管理庁は死因を「病死」と結論付けたうえで、「複数の要因が影響した可能性があり,具体的機序の特定は困難」と報告していました。

しかし、翌年の2022年8月。遺族側は31日、名古屋地検の事件記録を閲覧した結果を明らかにしたようです。

2022年2月の医師の鑑定書には食欲不振による脱水と低栄養などが影響し、多臓器不全に至ったとの記載があったとのこと。

まだまだ解決しないこの悲惨な事件。

今後の動向にも注目し、管理体制が改善されることを願います。

ウィシュマさんのご冥福を心より願います。

 

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