みなさん、こんにちは。
2023年も年を明けた今、静岡県の川勝平太知事の辞任を求める署名活動が行われているのをご存知でしょうか。
一体なぜ?と驚かれる方もいるかもしれませんが、
今回は川勝平太氏に対する署名が集められる理由について纏めていきたいと思います。
川勝平太|プロフィール
まずは、川勝平太知事の簡単なプロフィールから。
プロフィール
- 名前:川勝平太(かわかつ へいた)
- 生年月日:1948年8月16日
- 年齢:74歳(2023年1月時点)
- 出身:大阪府生まれ・京都市育ち
経歴
続いて、簡単な経歴です。
学歴
- 京都市立衣笠小学校
- 京都市立衣笠中学校
- 京都市立洛星高等学校
- 早稲田大学第一政治経済学部
- 早大院経済学研究科修士課程・博士課程を修了。
- オックスフォード大学で博士号を取得。
職歴
- 1990年から早稲田大学政治経済学部教授
- 1998年から国際日本文化研究センター教授
- 2007年から学校法人静岡文化芸術大学学長
川勝平太へ辞任署名活動
署名サイト「Change.org」で、「静岡県議会の請願を受け入れない川勝平太知事の辞任を求める」として川勝平太氏の辞任を求める声があつまっているそうです。
その数、、3200人分とのこと。(1月15日時点)
辞任を求める声が集まる理由
一体なぜ、辞任を求める声が集まっているのでしょうか。
その理由を纏めていきたいと思います。
1.メガソーラー建設
1つ目が【メガソーラー建設問題】です。
県東部にある函南町に、10万枚のソーラーパネルを敷き詰めるという大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画。
その計画をめぐり、「林地開発許可の取り消しを求める」という請願(せいがん)に町議全員が賛同。は
さらに2022年12月、県議会でも全会一致で採択されました。
しかし、川勝知事は、同年12月27日の会見で
住民の不安や懸念、今回の請願を重く受け止めている
と述べたものの、
現時点では許可の取り消しには至らない
と請願に応じない姿勢を示したのでした。
2.リニア問題
知事の辞任を求める署名が始まった背景には、膠着しているリニア問題もあるようです。
現在、リニア中央新幹線(品川~名古屋)の静岡県内の着工を川勝知事が認めておらず、JR東海が目標としている2027年の開業は絶望的な状況。
これまで川勝知事は、リニア工事が進まないのはJR東海の問題と強調していたそうです。
リニア工事によって大井川の「水量」に影響が出るとし、「リニアとメガソーラー問題は、自然環境を守る意味で共通している」とも述べてきた。
ここで、リニア工事には反対を貫く一方で、メガソーラーに関しては開発を認めるダブルスタンダードに批判が出ているとのこと。
3.炎上発言
また、過去に川勝平太氏の発言に対して批判が集まったことがあるようで、それも今回の騒動の引き金になっているのだとか。
2019年には、知事肝いりの文化施設構想の規模を疑問視する県議を念頭に『ヤクザ、ごろつきもいる』と発言。『反対する人がいたら県議の資格がない』と議会での議論を軽視するような発言をしています。
2021年には、参院補欠選挙の応援で、『あちら(御殿場市)はコシヒカリしかない。だから飯だけ食って、それで農業だと思っている』と発言。御殿場市の男性が知事の辞職を求める請願を提出したことを受け、県議会で辞職勧告決議が可決されました。
このとき川勝知事は、辞職を否定したうえで、
知事として職責を全うしながら、辞職勧告を受けたことは忘れないようにする
と述べています。
川勝知事の任期は2025年6月。
今回の署名活動と、川勝氏の動向に注目です。
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