みなさん、こんにちは。
12/5に開催されるワールド・カップ、日本対クロアチア戦。
担当する主審が発表されました。
主審はアメリカ在住のスマイル・エルファス氏。
彼のプロフィールや経歴などを、(あまり情報が多くありませんが)纏めていきたいと思います。


日本vsクロアチア、審判イスマイル・エルファス
国際サッカー連盟(FIFA)は、日本代表vsクロアチア代表の審判団を発表しました。
主審を務めるのは、アメリカのイスマイル・エルファス氏。
以前にイエローカード2枚を提示しながら選手に笑顔で握手を交わしながら退場処分と課した彼の審判歴や、プロフィールなどについて纏めていきたいと思います。
イスマイル・エルファス|プロフィール・経歴
イスマイル・エルファス氏のプロフィールを情報は少ないですが、分かる限りで纏めていきたいと思います。
- 名前:イスマイル・エルファス(Ismail Elfath)
- 誕生日:1982/3/3
- 年齢:40歳(2022年12月時点)
- 国籍:アメリカ
- 出身:モロッコ
- (FIFA) 国際審判員登録:2016年
- 受賞:MLSレフェリー・オブ・ザ・イヤー(2020年、2022年)
経歴
モロッコ・カサブランカ生まれのエルファス氏。
2001年、エルファス氏が18歳の時ににアメリカ合衆国の実施する移民多様化ビザ抽選プログラムに当選したことがきっかけで、アメリカに移住することとなります。
アメリカへ移住した5年後の2006年、テキサス大学オースティン校を卒業し、機械工学の学位を取得した。
テキサス大学オースティン校といえば、全米州立大学ランキングで10位にランクインするほどの名門校。
THE世界大学ランキング2022では47位。ちなみに東京大学は世界ランクで39位。日本の大学での境ランキングが二番目に高いのは京都大学の68位です。
エルファス氏の高学歴ぶりが伺えますね。
ちなみに、彼はサッカー審判員でありながら職業は “経営コンサルタント” なんだそうです。
審判歴
2011年に MLS(メジャーリーグサッカー)の第4審として初めて起用され、2012年にMLSでの主審デビューをしたエルファス氏。
今では一般的なVAR判定(ビデオ判定)ですが、プロリーグで初めてVAR判定が介入したのが2016年に行われた試合のエルファス氏のファウル判定なんだそうです。
エルファス氏のワールドカップや国際試合での審判歴は次のとおりです。
- 2019 FIFA U-20ワールドカップ決勝 ウクライナ対韓国
- 2019 CONCACAFゴールドカップ ハイチ対コスタリカ
- FIFAクラブワールドカップ2019準 決勝フラメンゴ対アル・ヒラル
- 2021年年開催 2020年東京オリンピックサッカー男子 準決勝を含む3試合を担当
- 2022 FIFAワールドカップ グループH ガーナ対ポルトガル
「円満レッド」の主審
エルファス氏は今月2日の1次リーグ・ブラジル対カメルーン戦の主審を務めていました。
試合は後半アディショナルタイムにアブバカルが頭で合わせ決勝弾を決め、0-1でカメルーンが勝利。
ただ、アブバカルは決勝点を奪うとユニホームを脱いで喜びを爆発。
後半36分にカウンター攻撃を阻止た際にもイエローカードをもらっていただけに、2枚目のイエローでレッドカード退場となりました。
その退場処分を課したエルファス氏の様子が話題になっていたのをご存知でしょうか。
なんと、エルファス氏はカードを提示する前に、笑顔でアブバカルと握手し健闘をたたえたのです。
処分をうけたアブバカルも自ら手を挙げ、充実の表情でピッチを後にしました。
その姿が
- 「幸せなレッドカード」
- 「ほっこりした」
- 「円満レッド」
- 「審判の対応がステキ」
などと世界中で話題となっていたのです。
その時の様子がこちら⇓⇓
何だか見ていて心が暖かくなるようなシーンですね。
エルファス氏の人間性の素晴らしさが伺えるようです。
日本対スペイン戦 審判団員
日本対クロアチア戦の審判団員は次のとおりです。
- 主審:イスマイル・エルファス(アメリカ)
- 副審:パーカー(アメリカ)、アトキンス(アメリカ)
- 第4審判:ゴルバル(アルジェリア)




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