みなさん、こんにちは。
日本銀行の総裁の候補がとして政府が植田和男氏を指名したようですね。
経済学者の植田和男氏を総裁とした新体制は、戦後初となる学者出身の総裁をトップに、副総裁として、金融システムの分野で世界をリードしてきた行政マンと、マイナス金利政策を立案・設計した日銀マンが脇を固める3人の「トロイカ体制」となるようです。
今回はそのトップ、植田和男氏について。
彼の経歴や学歴を纏めて行きたと思います。


植田和男|プロフィール
まずはプロフィールから纏めて行きたと思います。
プロフィール
- 名前:植田和男(うえだ かずお)
- 生年月日:1951年9月20日
- 年齢:71歳(2023年2月時点)
- 出身:静岡県
専門はマクロ経済学、金融論。
東京学名誉教授、ならびに共立女子大学ビジネス学部ビジネス学科教授であられます。
また、日本銀行政策委員会審議委員、東京大学大学院経済学研究科長などを歴任されているとのこと。
家族
植田和男氏のご家族についてですが、奥さんは和夫氏と同じく経済学者の植田敬子氏。
日本女子大学の教授を勤めておられるそうです。
上田和夫|学歴
続いて、植田和男氏の学歴について。
植田和男氏が通っていた中学校については不明。
高校以降の学歴については下記のとおりです。
- 1970年 東京教育大学附属駒場高等学校(現:筑波大学附属駒場高等学校)卒業
- 1974年 東京大学理学部数学科卒業、東京大学経済学部へ学士入学
- 1975年 東京大学大学院経済学研究科進学
- 1976年 マサチューセッツ工科大学大学院進学
- 1980年 マサチューセッツ工科大学博士課程修了(Ph.D.)
伊達に日銀の総裁に指名されていませんね。東京大学大学院へ進学した上に、マサチューセッツ工科大学博士課程を修了とのこと。
マサチューセッツ工科大学大学院や、同大学博士課程の難易度は数値で表すのが難しいですが、参考までにマサチューセッツ工科大学は世界の大学ランキングで4位。
東京大学が21位なので、その凄さが分かりますね。
ちなみに、植田氏の出身高校である筑波大学附属駒場高等学校は偏差値が78。なんと、全国偏差値ランキング1位。
「これ以上は無い学歴」と言っても過言では無いかもしれません。
植田和男|経歴
続いて、経歴(職歴)について纏めていきたいと思います。
教職
- 1980年 カナダブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授
- 1982年 大阪大学経済学部助教授
- 1989年 東京大学経済学部助教授
- 1993年 東京大学経済学部教授
- 2005年 – 2007年9月 東京大学大学院経済学研究科長
- 2005年 東京大学大学院経済学研究科教授
- 2017年 東京大学名誉教授
- 2017年 共立女子大学教授
- 2020年 共立女子大学ビジネス学部ビジネス学科教授
学外における役職
- 1985年 – 1987年 大蔵省財政金融研究所主任研究官
- 1998年 – 2005年 日本銀行政策委員会審議委員
- 2005年 – サントリー学芸賞政治・経済部門選考委員
- 2008年 – 日本政策投資銀行社外取締役
- 2011年4月 – 2012年6月 日本経済学会会長
- 2019年 – 日揮ホールディングス株式会社社外取締役
- 2023年4月-日本銀行総裁(予定)
著書
植田和男氏は数々の著書を執筆されているようです。
列強すればキリがないですが、1983年に出版の『国際マクロ経済学と日本経済』では、サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞を受賞されています。
まとめ
以上、植田和男氏の学歴・経歴について纏めました。
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