みなさん、こんにちは。
先日、「奇跡の町」としてニュースで取り上げられていた岡山県奈義町。
この奈義町はなんと出生率2.95と異常な数値を記録したのこと。
今回は、その奈義町が「奇跡の町」と言われるその理由などについてまとめます。
どうやら、出生率が高い理由には町の取り組みとは別に自衛隊の駐屯地が関係しているの噂も。
その真相とは…。
《出生率2.95》人口増加の「奇跡の町」奈義町
厚生労働省は2023年2月28日、日本全体の2022年の出生数が《統計を取り始めた1999年以降で最少》であると発表しました。
その実数は、79万9728人と80万人を下回ったと大きなニュース担っていますね。
こうした中、2019年に出生率2・95を記録した「奇跡の町」と言われる町が岡山県にあるようです。
厚労省のデータでは、1人の女性が生涯に産む子どもの数に相当する「合計特殊出生率」の21年の全国平均は1・37。
それに対して、奇跡の町と言われる岡山県奈義町の出生率は2.95。
全国平均の倍以上にして、およそ3人の子供が出産しているという数字が異常であることがよく分かりますね。
出生率2.95の理由。
では、なぜ岡山県奈義町はここまで大きな数値を残したのでしょうか。
毎日新聞のニュース記事には、いくつかの町の取り込みが紹介されていました。
20年かけて取り組んできた少子化対策
少子化は『万病』のもと」「少子化対策と高齢者対策は両輪なんです
と語るのはな町総務課長の森安栄次さん。
若い世帯が激減すると、スーパーマーケット、病院などの経営も厳しくなり、撤退を免れないとのことで
たちまち困るのは、残された高齢者。街もあっという間に、さびれていく
と続けます。
町としての取り組みを始めたのはおよそ20年前の2002年。
津山市もしくは美作(みまさか)市との合併を問う住民投票で、町単独の存続が決まった。
財源の捻出
合併をしないこととなった奈義町は《生き残るには、人口減少に歯止めをかけるしかない》という考えから、次のような対応をとります。
- 町議の定数を14から10に減らした。
- 補助金、交付金などもカット
町民への「協力」も求め、約1億6000万円の財源を捻出することに成功したのだとか
子育て支援策
そして、子育て支援策を町再生の柱に据え、次のような段階的な制作を進めていきます。
- 小中学校の教材費や高校生までの医療費の無償
- 高校生の就学支援金として1人当たり年24万円の支給
- 子育て支援施設「なぎチャイルドホーム」を開設
「なぎチャイルドホーム」では子どもの一時預かりサービスのほか、親が子連れで「井戸端」のように語り合える場ともなっていたそうです。
これらの制作を経て「子育て応援の町」との評判が広がり、移住する若い世代も増えたとのこと。
若い世代定着に向けて
町は若い世代定着のため、住宅建設も進めてきたそうです。
子ども3人が当たり前となる中、「洗濯物が多くて、なかなか乾かない」との悩みが寄せられると、オール電化による室内乾燥が可能な住宅で、ニーズに応えたとのこと。
マスコミが語らない人口増加のカラクリ!?
奈義町の取り組みは20年かけて確実に成果を出してきた。
一見してその様に報じられています。
しかし、SNSでは人口増加・出世率が高水準であることには《政策とは別の、とあるカラクリ》があると言われているのです。
そのTweetがこちら⇓⇓
《陸上自衛隊日本原駐屯地》 とネットで調べて見ると確かに奈義町に位置していることが分かりますね⇓⇓

こちら⇓⇓はグーグルマップでみた日本原駐屯地。
自衛隊の家族は子供が多い?
更にこのようなTweetも。⇓⇓
自衛隊の子供が多いということであれば、駐屯地がある奈義町の出生率があがるのは当然のことかもしれませんね。
駐屯地がある町はどこも出生率が高いのか?
自衛隊の方が子供をたくさん出産するというのが事実であれば、自衛隊駐屯地のある町の多くが出生率をあげている道理になりますね。
しかし、駐屯地のある場所でどこもかしこも出生率が高いという訳ではないのだとすれば、奈義町の20年を費やした政策が功を奏していると言えるかもしれません。
今や奈義町は注目を集め、米国・韓国・オランダ・カタールなどの海外を含む自治体の訪問は年間50件を超えているそうです。
岸田文雄首相も2023年2月19日、視察に訪れたんだとか。
国レベルで注目されている町が、「自衛隊の駐屯地の影響」だけで成果を出しているとは考えにくいですね。
岡山県奈義町の今後の進退に注目です。
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