みなさん、こんにちは。
朝の日本テレビの人気番組「スッキリ」が放送終了であることが報道されました。
果たして放送打ち切りの理由とは一体どのようなものなのでしょうか。
今回はその理由を3つに絞って纏めていきたいと思います。
「スッキリ」放送打ち切り終了決定
11月11日の番組放送の冒頭、森圭介アナウンサーが
17年にわたってご覧いただきました、こちらの『スッキリ』、来年3月をもちまして番組が終わることになりました
と報告をしました。
そして、司会の加藤浩次さんは17年間の多方面への感謝の気持ちを述べておられました。
加藤浩次さんは
17年続けせていただいたのは感謝しかないです。
ありがたいなと思ってます。
日本テレビ関係者、技術スタッフ、コメンテーターの皆さんの協力もあって、さらには見ていただいている視聴者の皆さん、本当に感謝しかないです。
と、仰れていました。
なんだか一視聴者としても聞いていて感慨深くなるような、心のあたたまるようなコメントでした。
加藤浩次さんが心から感謝していることが伝わりました。
『スッキリ』放送終了の理由
さて、今回『スッキリ』が放送終了となった理由は何なのでしょうか。
ここでは、その理由を3つに絞って纏めていきたいと思います。
理由1:視聴率の低下
視聴率では、同時間帯トップのテレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』にかなり差をつけられている状態がつづいているとのこと。
また、お笑いコンビ・麒麟の川島明さんがMCを務めるTBS系『ラヴィット!』もかなりの人気を得て、視聴率は右肩上がり。
そんな朝の情報番組の視聴率競争に「スッキリ」は一歩遅れを取っている状態のようです。
理由2:アイヌへの差別表現
昨年3月にはアイヌ民族を描くドキュメンタリーを紹介したお笑い芸人の発言が問題となり、放送直後から批判が殺到。同年7月に放送倫理・番組向上機構(BPO)から“明らかな差別表現を含んだもの”として“放送倫理違反”が指摘され、当時も番組終了が噂されました。
差別表現とは、どのようなものだったのか。
芸人が謎かけとして “アイヌ”を “あ、犬”と、動物扱いするような表現をしたそうです。
BPOの指摘から1か月後の昨年8月には、番組内でなぜ問題が起こったのか検証を行い、MCの加藤浩次さんらが謝罪。
ただ、そもそも問題となった発言は事前に収録されたものだったので、検証によって制作陣のチェック体制の甘さを露呈する結果となったのでした。
理由3:吉本興業からの独立
2019年に吉本興業所属の芸人たちによる“闇営業問題”が報じられました。
その際、加藤さんは『スッキリ』の放送内で、当時所属していた吉本の会社体制を痛烈に批判。
“このままの体制が続くんだったら、この会社を辞める”
とまで発言し『加藤の乱』と呼ばれる事態にまで発展しました。
一連の問題を経て、加藤は吉本と“エージェント契約”を結んだが、昨年3月をもってその契約も終了。
最終的には吉本興業を辞め、独立する形となった加藤浩次さん。
そして、加藤浩次さんが去ったあとの吉本興業は、お笑いコンビ・麒麟の川島明さんがMCを務めるTBS系『ラヴィット!』に注力していると言われています。
川島さんのMCとしてのトーク術や、朝の番組にしては珍しいと言われる “お笑い路線” が人気を呼び、今年の年末にはゴールデンタイムで特番が放送されることも決まっているそうです。
加藤浩次はこのままテレビ引退か?
加藤浩次さんの今後について、このままテレビから消えるのではとの声も上がっているそうです。
しかし、加藤さんはスッキリの他にも、
- 『がっちりマンデー!!』
- 『人生最高レストラン』
- 『占いなんて信じない』
- 『極楽とんぼの週末極楽旅』
など、複数のレギュラー番組を抱えています。
テレビで見る機会が減るのは確実ではあるかと思います。
しかし、まだまだ加藤さんの活躍がなくなることは無さそうですね。
芸人としての活躍も見てみたい所ですが…。
加藤浩次さんの今後の活躍から目が話せません。
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