みなさん、こんにちは。
タレントのタモリさんが2022年12月28日にテレビ番組「徹子の部屋」に出演し、「来年は新しい戦前になる」と発言したことが話題になっていますね。
今回は、その「新しい戦前」という言葉について。
一体「新しい戦前」とはどういう意味なのでしょうか。
纏めていきたいと思います。
タモリ、徹子の部屋で「新しい戦前」発言
タレントのタモリさんが12月28日にテレビ番組「徹子の部屋」に出演し、「来年は新しい戦前になる」と発言したことが話題になっています。
この発言がTwitterでトレンド入りするほど、話題になっています。
今日1番の話題はこれでしょうね#タモリ タモリさん #黒柳徹子 #徹子の部屋 #テレビ朝日 #戦前 pic.twitter.com/zBnOF5B3wV
— 兼好法師 (@tsurezure1333) December 28, 2022
民衆の声
タモリさんが「新しい戦前になるんじゃないですか」と言っていて、戦前生まれの徹子さんと終戦直後生まれのタモリさんのこの会話は重いなと思った
鋭い。時代の雰囲気は確かにそうなりつつある。タモリの言葉は、そんな雰囲気に国民が流されていかないように鳴らした警鐘であろう
そうです。今は戦前です。覚悟してます。 早く子供を海外に行かしてやりたい。 こんな国に居てはいけない
『新しい戦前』の意味
多くの方が話題にしているこの言葉ですが、一体タモリさんはどういう意味を込めてこの発言をしたのでしょうか。
また、この発言を話題にしている方がどのような意味で捉えているのでしょうか。
経済学者 金子勝
この発言に対して、経済学者の金子勝氏は次のように見解を述べています。
徹子の部屋でタモリさんは、苦い顔をして『新しい戦前ですかね』と話した。感性がすごい。
〜中略〜
(来年は)新しい戦前になるんですよ。
原発やアベノミクスを批判するとテレビは一発アウト、オレがそうだけど。しゃべる人はどういう勇気をもっているか。国
民が長期政権を維持していると総理番はちょうちん記事ばかり書くようになる。
ジャーナリスト 青木理
金子さんの発言に続いて、ジャーナリストの青木理氏は
今年は防衛費増大の問題、敵基地攻撃能力、相当な危機感として共有されていると思う
と日本を取り巻く世界情勢の変化、日本国内の政治の劣化、国民の声を聴かない政権と報道のあり方に対する危機感を示しています。
さらにその上で、タモリの先を見る力について「お笑いの人は世襲がない。政治は世襲ばかり」との見解も加えていました。
民衆の解釈は
SNSの方でも「新しい戦前」という言葉の解釈をのせているものが見受けられます。
それがこちら⇓⇓
「新しい」ってのが1番のポイントなんだけどね。左翼は頭が悪いのかわざとなのか知らんが「戦前=大東亜戦争」と吹聴するからな。
「今現在起きている戦争、中露を悪の枢軸国とした国際情勢に日本も巻き込まれていく」という意味での戦前。それを皆理解してるから抑止力強化の世論が高まっている。 https://t.co/UhmtI6tnfo— 夕刻うさぎ🇯🇵🇺🇦🇹🇼 (@you_cook_rubbit) December 28, 2022
2023年は戦争準備突入元年。「新しい戦前」はまさにそのとおり。いままで経験したことのない100年ぶりの社会災害、政治公害に直面すると思ってる。覚悟せなば。
— 初雪_firstsnow (@firstsnowonit) December 28, 2022
タモリの「戦争が無くならない理由」が衝撃的
芸人兼絵本作家であるキングコング西野さんの「魔法のコンパス」。
この本にタモリさんが「戦争がなくならない理由」と述べておられます。
それが衝撃的だと話題。
その内容がこちら⇓⇓
戦争が無くならない理由はなんだと思う?
それはな、人間の中に『好き』と言う感情があるからだ。
そんなものがあるから、好きな物を他人から奪ってしまう。
また、好きな物を奪った奴を憎んでしまう。ほら、自分の恋人をレイプした奴を『殺したい』と思うだろ?
でも、恋人のことを好きじゃなかったら、攻撃に転じることはない。
残念だけど、人間の中に『好き』と言う感情がある以上、この連鎖は止められないんだよ。
『LOVE&PEACE』という言葉があるけど、LOVEさえなければ、PEACEなんだよ。
その生き方は、かぎりなく動物や植物の世界に近いな。
ただ、『好き』がない世界というのも、ツマラナイだろう? 難しい問題だよ、これは。どうしたもんかね?
タモリさんの言葉には深みがあるものが多ように思います。
今後もタモリさんの発言で世間をざわつかせることがあるのでしょうか。
注目していきたいと思います。
コメント